日本設計の創設者でもある池田武邦さんの著書「二十一世紀は江戸に学べ -近代科学技術文明を問い直す-」の装幀を担当させていただきました。戦後、近代科学技術文明の追求こそが日本再建への原動力と信じ、あらゆる超高層建築を成功させていった池田さん。第一線でご活躍された彼がいま行動していることは、あらゆる地方の伝統文化や生活を復活させること、忘れかけている大切なものを思い出すこと。近代科学技術の発展と同時に見えてきたあらゆる問題点を次世代へ伝えようとしておられます。
発行はA&Aパブリッシング、発売は河出書房新社です。
