「誰もが難民になりうる時代に 福島とつながる京都発コミュニティラジオの問いかけ」著/宗田勝也 現代企画室刊
「世界は身近な取り組みから変えることができる これからの社会を担う人たちに薦めたい本です」(緒方貞子さん/元国連難民高等弁務官)
潜在的難民=Potential Refugeeは、紛争や人的災害、国家による弾圧などが世界中で多発するこんにち、だれもが突然「難民」になる可能性を分かち合っているという考え方です。福島の核災害も収束する見通しすらたたず、またこの数年で表現の自由にたいする抑圧も目立ってきた日本では、まさに私たち全員がこの潜在的難民である、といえるかもしれません。(新井卓さん/写真家)
装幀の写真は新井卓さんのダゲレオタイプ(銀板写真)
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